津波記念公園 要望・署名

<震災復興プロジェクト>では、内閣総理大臣・環境大臣・宮城県知事・岩手県知事・仙台市長に対し、「宮城・岩手地区の震災がれきは、すべて集めて山積みし、津波記念公園として整備を求める要望書」を提出いたします。
私達の活動にご賛同くださるという方々のご署名をお願いいたします。

・要望書の内容  <PDF>

・直筆署名用紙  <PDF> 直筆署名分 1856筆 (6/15)終了

・web署名    <入口> web署名分 2483筆 (7/29)

・メッセージ   <閲覧> 合計署名数 4339筆 (7/29)

 

要望書・署名用紙のダウンロ―ドについて

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要望書・内容詳細

内閣総理大臣 安倍 晋三 殿
環境大臣   石原 信晃 殿
宮城県知事  村井 嘉浩 殿
岩手県知事  達増 拓也 殿
仙台市長   奥山 恵美子殿


宮城・岩手地区の震災がれきは、すべて集めて山積みし、津波記念公園として整備を!


【提案主旨】

宮城県と岩手県のがれきは、湾内海底がれきも含め、一箇所にすべて集めて山積み処分する。

三陸海岸は平地が狭いので、津波で被災し地盤沈下して塩害が残る仙台平野海岸に集める。

集めたがれきを古墳のように築いて、慰霊と決意の津波記念大公園として整備する。


【提案理由】

<山積み処分について>

震災がれきの焼却と広域処理は、がれき処理を早めることになりません。

震災がれきの焼却と広域処理は、費用と時間を浪費します。公費は全国や関係団体の利益や利権につなげず、直接、被災者と被災地復興に役立つように使うべきです。

震災がれきは低レベルであっても放射能汚染されているものがあり、焼却処理は環境汚染拡散につながることと、焼却灰と煙回収物は濃縮されてkgあたりの放射能が上がり、かえって安全な放射能処理を妨げます。

宮城や岩手の海底や海岸にある震災がれきの放射能は低いので、高度な放射能処理施設で管理しなくてもよいが、大量にあるので拡散させないように管理すべきです。

粘土やコンクリートなどで雨水が染み込まないように、山積みしたがれきの表面を被います。雨水の浸透を止めると、集めたときに含まれていた水が漏出した後は、汚染漏出はなくなりますから、土壌への放射性物質の浸透は、コンクリートなどで土壌への浸透防止床を作り、排水パイプを入れてその上にがれきを山積みするという安い費用の構造だけで管理できます。

本要望と並行して私たちは、環境から集められたすべての放射性廃棄物は、福島第一原発付近に放射性廃棄物最終処分場を設置して長期管理することを要望しています。山積みして初期に出る汚染水は、そこに運んで処理することを要望します。

宮城・岩手ではがれきの放射能よりも山野や田畑の枯れ草や落ち葉の放射能のほうが格段に多いので、放射性廃棄物の処理と汚染・被曝防止のためには、農地や山野の対策をより強化される事を要望します。その際に出た処理物は、福島地区要望書にある最終処分場に運びます。

震災がれきは山積み処分が早く、経済的で安全な最も合理的な方法です。

900m × 600mで、平均の高さ20mの丘に築くと、2160万トン収容できる(比重2として計算)。現実的な数字です。 

処分場を海岸に造るので、がれきを海上輸送できることも利点です。

<記念公園として整備することについて>

がれきは思い出と悲しみの遺品です。ごみとして処分するのは残念なことです。

集めたがれきは古墳のように山積みし、津波避難所をかねた震災津波慰霊の大公園として整備する。

津波の教訓や歴史、防災の世界的拠点として、世界一の地震・津波資料館を併設する。

世界一の資料館は、被災者と被災地の誇りを守り育てることを助けます。

世界最高の津波資料館は、観光・学術・文化施設として、被災地の経済復興と文化振興発展に有益です。広島平和公園と併設された原爆資料館・国際会議場が良い例です。

公園と資料館には、広域・焼却処理に考案した費用を充当すれば可能です。


■呼びかけ団体: 震災復興プロジェクト  

■提案者: 仙台赤十字病院医師・東北大学臨床教授 岡山 博

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